名前を付けてやる。

私の住んでいる新宿は、ホストとキャバ嬢のほかに「野良猫」もたくさんいる。ハードボイルド小説では、それらを全部ひっくるめた総称を「野良猫」と呼んでいそうですが...。私がいっているのは、もちろん猫の方です。

彼らはそれぞれ縄張りがあり、その範囲内で生活をしているらしい。規律と秩序がしっかりと守られているように、同じ場所、同じような時間に見掛けることが多い。

そんな野良猫の彼らに、私は名前を付けている。餌付けするわけでもなく、撫でるわけでもない。そこは都会の住人同士、結構ドライな距離感が保てている。

ただ、一方的に思い入れを持って眺めているだけ。眺めるときは、数分間じっと眺める。目が合うときもある。そんな時はどちらかが飽きるまで根気勝負。大概は私の勝利に終わる。そんな一連のやりとりが、もはや私の日課になっている。

そして、以下が私が勝手に付けている猫の名前と容姿の特徴になります。

・「カウ」 ⇒白黒の二色、見た目が牛のようだから。

・「ブチ」 ⇒三色以上のサイケデリックな柄が特徴。ただのドラネコ。

・「チョビ」⇒白一色だが、鼻の下から左右に広がるように黒い柄がチョビヒゲに見えるから。

・「マルタ」⇒野良猫では信じられないくらい丸々と太っていて、後ろから見ると丸太にしか見えないから。

みなさんも、野良猫に好きな名前を付けてあげてください。日々がほんの少し浮足立ちます。ただし、餌付けはしないように。

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