第三回 「桂小五郎」

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長嶋 「第三回目のゲストは、幕末維新三傑の一人、逃げの小五郎こと、桂小五郎さんです」
桂 「よろしく。その最後の、逃げの小五郎は余計じゃない?ものすごく人聞き悪いよ」

長嶋 「笑。確かに。でも、逃げてばかりいたのは事実じゃないんですか?」
桂 「待ってよ!タイミングの問題だよ。いつも逃げてるって、無茶苦茶じゃん!幕末に」

長嶋 「幕末だからこそ、じゃないですか?」
桂  「幕末=逃げる。そんなイメージないでしょ。笑」

長嶋 「逃げのエピソードで有名なのは、八・一八の政変で京を追われ、長州に逃げた時と、新撰組が池田屋に捕縛に訪れた時のふたつですよね」
桂  「順を追って説明していい?八・一八の時は、条件反射で逃げちゃっただけだよ。いつも通り出勤時間に京都御所へ行ったら、禁門に会津と薩摩が武装しててさ、全然中へ入れてくれないの。通してよ!ならん!とか言っちゃって」

Hamaguri長嶋 「あれ?なんか変だな...みたいな?笑」
桂  「禁門だけにね!禁門の変だなって?それ、翌年だけどね。...いや、でもねぇ、その時はさすがに笑えなかったよ。猛ダッシュで逃げたもん、長州に」

長嶋 「公家を連れて?笑」
桂  「公家七人連れて」(一同爆笑) ※七卿落ち

Hatago長嶋 「池田屋の時はどういう経緯で猛ダッシュしたんですか?」
桂  「決めつけられちゃったよ!猛ダッシュはしてないな、池田屋の時は。あれはね、過激派の会合に呼ばれてたんだけど、思いっきり遅刻しちゃったんだよね。で、幾松に起こされて駆け付けたら、吉田(稔麿)と宮部(鼎蔵)が斬られてた」

長嶋 「辛いですね。でも、ちょっと行くのが早かったら...」
桂  「本当にね!でもね、僕がその場に...うわぁぁぁ!(お茶を取り換えに来た社員のドアを開ける音に驚く小五郎)」

長嶋 「うちの社員ですよ!驚きすぎでしょう!」
桂  「もっと静かにドア開けようよ...」

長嶋 「桂さん、いま、なんだったら逃げようとしたでしょ?」
桂  「............」幕

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