第七回 「直江兼続」

Kanetsugu

長嶋「幕末維新烈伝、今回は番外編です。『戦国武将烈伝』と称してお送りします。ゲストは昨年の大河ドラマ・天地人の主人公、直江兼続さんです!」
直江「すみません、いいんでしょうか。僕なんかで...昨年なのに?」

長嶋「大丈夫ですよ、もちろん。歴史に古いも、新しいもありません!歴史は繰り返されるものですから!」
直江「...??...」

長嶋「さて、直江さんと言えば、天下の名軍師として有名ですし、かの秀吉や家康が惚れた男としても名を残されていますよね」
直江「惚れたなんてそんな!二人とはなにもないですよ?ただの知り合いです!」

長嶋「...普通の受け答えしていただければ、誤解はないと思いますが。ともあれ、直江さんといったらやっぱり、愛の兜ですよ。あれは戦国時代にあって、かなり斬新だと思うのですが。とにかく異彩を放っていたんじゃないかと。だって、愛ですよ?愛」
直江「いや、他意はないよ!女子が好きです」

Rose長嶋「なんですか、急に...他意ってなんですか。兜に愛を選んだことには、諸説ありますよね?ひとつは、真言密教の軍神・愛染明王にちなんだという説、同じく軍神・愛宕権現にちなんだ説。そして、もっとも有力な説として、伝わっているのが、普通の愛。恋愛、情愛の愛。正しいのはどれになるんでしょうか?」
直江「最初のやつはなんて言ってたっけ?」

長嶋「愛染明王」
直江「愛染明王が理由!です!」 

長嶋「はっきり言ってイメージにないですね...本当のところどうなんですか?
直江「......普通の」

長嶋「ですよね?やっぱり武将は格好いいですか?」
直江「なによ!それどういうことよ!愛っていっても、家族を慈しむ愛と、民を慈しむ愛のことだから。気を付けて」

長嶋「すいません。いや、昔は戦場は女人禁制だったわけで、さぞ美形の直江さんはおモテになられたんではないかなと」
直江「...!!...もうね、頭に来た!後日、書面で抗議させていただきます!覚悟しておいてくださいね!」

Naoe_joh長嶋「出た!いわゆる、直江状ですね?あ、本当は三行半だったんじゃないですか?」
直江「だからゲイじゃないから!」

長嶋「そうでした、アイでしたね」
直江「別に上手くないから!もう、わしはこんなところ来とうはなかった!」

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